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年収1500万円エリートを断った理由はなに?

年収が1500万以上の男性

「お見合いで言ってはいけないこと」って何だと思いますか?

婚活中にお見合いをしてもなかなか交際に進展しない、あるいは相手に断られてしまうことが続くと、何か原因があるのかもと気になってしまいますよね。実は、その原因はお見合い中のちょっとした言動や態度に隠れていることも多いんです。今回は、婚活アドバイザーの筆者が、お見合いでやりがちな「失礼な言動」について、実際のエピソードを元にお話しします。

目次

条件は完璧なのに会ってみたらガッカリ?

婚活において「お見合い」は、自分にとって理想の相手と出会う大事な場です。プロフィールや写真を見て「この人なら…」と思い、実際に会うことを決めているので、条件面ではすでにお互い「合格」として会っていることになります。けれども、いざ会ってみると、条件だけでは測れないギャップがあり、「なんだか違う」と思われてしまうことも少なくありません。

例えば、先日ある女性が、年収1500万円のエリート男性とお見合いをしました。彼女の名前はさやかさん(37歳、仮名)、お相手は拓也さん(41歳、仮名)でした。写真を見てタイプだったし、年収も申し分なく、さやかさんはかなり期待して当日を迎えました。

当日、さやかさんは少し仕事が長引いてしまい、待ち合わせのラウンジにギリギリの到着でしたが、拓也さんはすでに席を確保して待っていました。「優しい方かも」と思ったのも束の間、席について挨拶を交わすと、彼の第一声が「写真と少し印象が違いますね」だったそうです。この一言で、さやかさんは少しショックを受けたものの、気を取り直して話を続けました。

しかし、その後も「ここは夜景が見えて、お見合いにはぴったりですよね。婚活していると都内のラウンジには詳しくなりますよね」といった発言が続き、他の婚活相手にも会っていることを匂わせるような態度に、さやかさんはだんだんと冷めていきました。

1時間ほどの会話も、拓也さんが自分の仕事の話ばかりで、さやかさんのことを聞くことはほとんどありません。最後に、タクシーに乗り込む彼を見送りながら、さやかさんは「条件が良いから…と思っていたけれど、自分勝手すぎてこの先は考えられない」と感じたと言います。

条件がいくら良くても、相手に対する気遣いや礼儀が欠けていると、せっかくの出会いも台無しになってしまいます。

お見合いで控えるべき言動5つ

お見合いでは、お互いを知るために自然体でいることが大切ですが、だからといって失礼な言動やマナー違反が許されるわけではありません。ここでは、特に気を付けたい5つのポイントをご紹介します。

1. 無愛想や挨拶不足

お見合いの場では、第一印象がとても重要です。特に、最初の挨拶で無愛想な態度を取ってしまうと、その後の印象にも影響が及びます。名前を名乗り、「初めまして」とハキハキと明るく言うだけで、相手の心に好印象を残せます。心理学的にも、笑顔や明るい声といった視覚・聴覚情報が印象形成に与える影響は大きいとされています。

初対面の緊張でつい硬くなってしまいがちですが、まずは「笑顔で挨拶」を意識するだけで雰囲気が和み、良いスタートを切れます。

2. 婚活歴や状況を話す・聞く

「どれくらい婚活しているんですか?」や「何人とお見合いしたんですか?」といった質問は、デリケートな内容であり、相手には不快感を与えやすいです。また、自分の婚活状況を相手に話してしまうのも、マイナス印象になりかねません。相手の婚活歴を探る質問は避けましょうし、自分の活動状況を話す必要もありません。

お見合いは、お互いを知るための大切な場ですから、「今、目の前にいる相手とどのように向き合うか」を意識することが重要です。

3. 過去の恋愛や相手への悪口

お見合いの場で、つい過去の恋愛話が出てしまうこともあるかもしれませんが、特に元パートナーやお見合い相手の悪口は控えた方がいいでしょう。「以前会った人がこんな人で…」などと話すことで、「この人、他人の悪口を言うタイプかも?」と思われてしまう可能性があります。

もし再婚や死別の経験がある場合も、その話題を持ち出すことで「まだ過去に引きずられているのかな?」と相手に不安を抱かせてしまうことがあります。

4. 家族についてのネガティブな話題

お見合い中に家庭環境について話すことは自然な流れですが、特に家族に対してのネガティブな話は避けるべきです。「家族とはあまりうまくいっていなくて…」といった話は、相手に不安感を与える可能性があります。また、家族に頼りすぎる話題も、依存している印象を持たれてしまうので注意が必要です。

家族の話をする際は、相手が安心できるようなポジティブな表現を心がけましょう。

5. 金銭的な話題

お見合いの場では、お金に関する話はデリケートな内容です。特に、収入や貯蓄に関する話は、関係が深まってから話すのが良いでしょう。最初の段階で金銭の話をしてしまうと、「この人、お金に執着しているのかな?」と相手に思われてしまうこともあります。

お見合いの席では、趣味や仕事、将来の目標といった軽い話題で、明るい雰囲気を作ることが大切です。

お見合いでは礼儀と気配りを忘れずに

お見合いは、未来のパートナーと出会うための貴重な時間です。条件だけでなく、気遣いや礼儀、相手を尊重する心がけが良い出会いを育みます。今回ご紹介したエピソードのように、条件が良くても言動が原因で断られるケースは少なくありません。お見合いの場では、お互いを知るための会話を楽しむ気持ちと、相手への配慮を忘れずに臨みましょう。

以上のポイントを押さえることで、より良い印象を残せるようになり、理想のパートナーとの出会いに一歩近づくことでしょう。

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